2008年9月22日月曜日

スペインへ来て1週間

スペインへ来て1週間が経った。長い。とにかく長く感じる。まだ1週間か。Leedsの時も同じように感じていたが、慣れない場所での生活は、最初は本当に長く感じる。

この週末は、いろいろ出歩こうと思っていたのだが、そうはいかなかった。

自分でも気づかなかったのだが、相当疲れが溜まっていたようだ。土曜日は16時間寝てしまった。猫だ。ニャー。不眠症でいつも通り朝の4時くらいに寝て、14時30分くらいに目が覚める。そのあとPCを触っていたが、やっぱり眠気に耐えられない。16時からまたベッドでゴロン、21時30分に目が覚めた。いくらなんでも、日本でもここまで眠ることはなかった。知らず知らずの内に、新生活に緊張していたのだろう。

日曜日も、相変わらず疲れが残っていたが、これだけはと美術館に足を運んだ。「ゲルニカ」を観たかったのでソフィア王立芸術センターに行った。でも日曜日は14時30分で閉館であり、入れなかった。何で休日にそんな早く閉まるの…?

仕方がないので、近くにあるプラド美術館に行ってみた。どっちかっていうと、ガイドブックではプラド美術館の方がマドリッド一の美術館、という採り上げられ方をしている。もともと芸術のことはよくわからないので、美術館では日本語ガイドを使用することにしている。でも日本語音声ガイドはなかった。仕方なく英語ガイドを借りることに…というか英語で聴くべきだが!プラド美術館は、ルーブル美術館や大英博物館等と比べた場合、ヨーロッパ以外の観光客に対しての対応が進んでいない気がする。

スペイン絵画が中心であることから、芸術に強い興味がない日本人にとってはそこまで惹かれるものではないのかもしれない。ルーブル美術館みたいに「モナ・リザ」とか「ミロのヴィーナス」とかが展示されていれば、一度は見てみたい、と思うだろう。

スペインに留学をしている自分としては、日本とスペインの距離というものを感じ、少し寂しい気がした。

さて帰り際にコーヒー屋に立ち寄り、読めないスペイン語の新聞を眺めていると、たくさんのビジネススクールの広告が載っている。スペインでもビジネスを体系的に学ぼうとする動きが活発化しているのだろう。また、マドリッドも日本からの投資を誘致しようと動きを活発化させていることが、マドリッドのウェブサイトに書いてあった。(どこの都市もそうなのだろうか?)

マドリッド、そしてスペインはこれからさらに躍進し、世界を席巻するのだろうか!?

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