2009年3月14日土曜日

任天堂のケース

Strategy managementのクラスで、この度任天度のケースが登場した。Nitendo 8-bit ゲーム機が市場に導入された背景、そしてアメリカでの急拡大、終にはその圧倒的な市場シェアの故に、裁判沙汰になってしまうという流れで綴られている。

その中身については来週クラスディスカッションが行われるのだが、その前にクラスの日本人学生と2人で任天堂についてプレゼンを行うこととなった。このStrategy Managementでは依然一回も授業で発言が出来ていないこと、それに日本のケースが出てきても我々日本人が喋る機会が少なすぎること、以上から、このままではいかん!ということで、クラスメートの日本人学生の積極的な音頭でこれを行うことになった。

前日(当日)の夜中にスクリプトとパワーポイントを仕上げた。といっても自分はパワポを作るのが好きなので、そちらの一部を作成しただけなのだが。パワポには任天堂がファミリーコンピュータを市場に導入する前の製品をたくさん載せてみたのだが、この作業が結構面白い。「ウルトラシリーズ3部作」や「ラブテスター」など自分の知らないものがたくさんあった。この段階で、教授の許可は一切なく、見切り発車で資料作りに取り掛かっていた。

当日教授から許可が下り、授業の最後の5分ほど時間をもらい、プレゼンをした。喋ったのはほぼ全て日本人クラスメートであり、自分はスライドの切り替え、そして吹き出しのセリフを喋るだけであった。全く練習していないため、我々二人の波長は全く合っていなかった。日本人クラスメートはスラスラと綺麗な英語でプレゼンを進めてくれているのだが、自分がスライドを切り替えてほしいところで切り替えなかったり、勇足で次のスライドに移動してしまったりと散々であった。でもそれが逆にみんなの笑いを誘ったらしい。また、自分の吹き出しのセリフで「Hehehehe...」と笑うところがあるのだが、みんなそこでやたらと爆笑していた。どうやらクラスでは、だんだんピエロになってきているのかもしれない…。

いずれにしても結果は成功、クラスメートからは休み時間に「素晴らしい出来だった」と言ってもらえた。日本では「これウケるかなー…やったほうがいいかなあー…?」とものすごく作成段階で気になるのだが、こっちではとにかくアクションを起こすことが大事なのだということがだんだんとわかってきた。

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