2009年3月22日日曜日

英語の多様性

MBAに留学する前は、英語は一つだと思っていた。でも実際は違った。

インド人の喋る英語は全くと言っていいほどわからない。これは多くのMBA学生が感じることだろう。

アメリカ人やイギリス人、それぞれの間でも英語が違う。自分のクラスにアメリカ人は4人いるが、やっぱりわかりやすい学生とそうでない学生がいる。また、イギリス英語とアメリカ英語も発音が違う。多くの日本人はアメリカ英語に慣れているのだと思う。クラスのある女性は、ロンドンから来ていて、とても綺麗なクイーンズイングリッシュを喋る。がしかし、それが綺麗なのかどうなのかは自分にはよくわからない。

ロンドンから来たもう一人の学生に話しかけてみた。「英語って一つじゃないんだね」。彼は興奮した様子で「全然一つじゃないよ!俺だってよく聴き取れない英語がある。」と言っていた。実際クラスではたくさんの種類の発音で英語が話されている。何人かの中南米人、スペイン人は下を巻いた感じで英語を話す。Youを「ジュー」と言う。フランス人は何となくだが、こもった感じで英語を話している気がする。韓国人は韓国語が混ざったような感じの英語だ。もちろん自分は堂々としたジャパニーズイングリッシュである。「アイ ハブ アン アポイントメント」。

それでも、出身国に関係なく、結構な数の学生は、アメリカの大学在籍、イギリスでの就業経験、お母さんがアメリカ人、お父さんがイギリス人等様々な理由があって、綺麗な英語を話す。これはIE Business Schoolに来る前には全く想像しなかったことであった。

このように、多様な発音の英語と綺麗な発音の英語が丁度よくミックスした環境のおかげで、自分は今後どんな国に行っても英語の発音に戸惑うことはないだろう。毎日様々な発音に慣らされていくからだ。これはIE Business Schoolに来た一つの利点であると言っていいだろう。

ただ、戸惑うことはないかもしれないが、聴きとれるかどうかは別なので、依然として英語力向上が激しく必要である状況に変わりはない。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

英語がメキメキ上達している感じだね~。
わかるわ。多様性。
そしてインド人の英語がわからないに1票。

以前は誰がどこで英語を使用しても、英語は英語であり、変わらないと思っていたよ。
しかし仕事で様々な国の人間とコンタクトを取っていた際に実感したのは、ベースとなるものにお国独特のスパイスが入るから、全然違ってしまうのよね。
そういう私は、JAPANESE ENGLISHを早く卒業したいよ。

Fm もと

Magemonosky さんのコメント...

>もとさん

実際全然英語は上達していないよ…情けない話だけど。その日の状態によっても大きく変わけどね。英語って中学の時から勉強しているけど、本当に奥が深くて…。

周りの学生は、もともと言語体系が似ているというのもあるんだろうけど、3ヶ国語喋れることがが当たり前の世界なので、英語で大きな壁にぶつかっている自分がとても遅れている気がしてしまうよね。

日本では英語なんて喋れて当たり前、今は中国語も出来なきゃだめ、なんて何年か前に言われていた気がしたけど、本当に英語でコミュニケーションとれる人ってそうは多くはないと思うな…。