2010年1月5日火曜日

IE Business School

IE Business Schoolについては、公式サイトや、リンク先に張ってある日本人学生作成のサイトに詳細が掲載されている。なので、ここではあくまで自分個人としての考えを述べたいと思う。

最も自分にとって印象深かったのは、学生の質である。学校の特色として、全員が一定のベクトルに向かっているというわけではなく、各々が各々の方向を向いているという点が挙げられる。そういう学校なのでとんでもなく優秀なやつがいたり、何だよお前は、みたいなやつもいる。だが、総じて優秀な学生が集まっていると言える。彼らのこれまでのキャリアからもそれはわかるし、実際に一緒に13ヶ月を過ごしてみても感じられることである。この点は、MBAに求めるファクターとして最も重要な点であると思うし、昨今上昇しているランキングと合致すると思う。

一方、学校の運営面はまだ発展途上な部分がある。お粗末な伝達ミスがあったり、評判の悪い教授が依然として残っていたりする。だが、発展途上というのはまだまだ伸びしろがるという点で肯定的に捉えることも十分可能である。実際、プログラムを絶え間なく改善していこうとする姿勢は一貫しており、毎年学生のフィードバックを基に様々なことを試みているし、学生による評価の悪い教授は期中であっても更迭する。

現状の日本での知名度については、米国のトップスクールと比した場合低いと言わざるを得ない。ただ学校側による絶え間ないプログラムの改善、そして何よりAlumniである我々の活躍次第で知名度については大いに伸ばしていけると信じている。

いずれにしてもこれからも、IE Business Schoolとは様々な形で関わっていくことになる。学校説明会では顔を出すことになるだろうし、日本でのAlumni Networkもこれからどんどん盛んにしていく予定である。この学校との出会いを自分のこれからの人生を豊かにするために大いに有効活用していきたい。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

あけましておめでとう。本年もよろしく☆
B.Sの価値は、教授等の質もさることながら卒業生の活躍による部分もあるよね。そういう意味では、今年は飛翔の年だね。

HPを見ると、業界から更には自分の母校からIEに行っていた人がいてびっくりした。

from もと