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2008年9月3日水曜日

快進撃止まる…そしてスパムメール。散散たる一日。

Leedsにきてから、料理では負けなしだった。レパートリーは数少ないが、それでも意外においしく作れたものである。

しかし、ついに失敗した。肉じゃがだ。レベルが高すぎたのか…。

敗因は肉の臭さ。醤油やみりんをかけても肉の臭さが強く、どうしようもない。酒に酔う以外で吐き気がしたのは久しぶりな気がする。

帰国まで、おとなしくパスタと冷凍ビザでたくましく生きていこう。

ところで、スパムメールにやられた。Yaari.comとかいうソーシャルネットワークサービスの招待状が来たのだ。これが親しい者から送られたくること、また中身は一応ソーシャルネットワークサービスの形をしていることから、疑わなかったのが間違いだった。

これに登録する際、メールアドレスのパスワードを入れる必要がある。Yaari.comはそのアカウントを盗むことが目的らしいのだ。さらに、一度登録すると、アドレス帳にある全員にその招待状が送られてしまうというのだ。こうしたアカウントの盗難が連鎖的に発生する。登録をしてしまったら、早急にメールパスワードを変更する必要がある。

私の名前で招待状が送られてきた皆様、私の不注意でご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございません。招待メールが届いた場合は、削除願います。また、すでに登録をされてしまわれた方は、メールのパスワードの変更をお願いいたします。

サイバー犯罪の難しさを思い知らされた。

2008年9月2日火曜日

友よ去る

LeedsでのPre‐MBAも開始後1か月が経ち、あと1週間となった。

一足早く日本人クラスメートのHが本コースが始まるLancasterへと旅立った。その前日も2時~3時くらいまで飲んだ。

クラスメートほぼ全員が中華料理屋、そしてPubで行われた送別会に参加。中華料理はうまい。うますぎる。ばかみたいに辛いのに、山椒の味が嬉しい。

そうした飲みの場では、なぜか知らないが、いつの間にか自分はお笑いキャラになってしまう。自らの意思に反しそのようなことになってしまうのだから、不思議である。だめだ、授業で目立たなくては!!

2件回った後も、Flatに戻りさらにFlatメート達で飲む。久々に飲み過ぎて吐きそうになった。

次の朝、Hは早朝に旅立って行った。他のクラスメートも彼を見送った。わずか1か月でありながら、クラスメートみんな、本当に仲良くなったのだなあと思う。そのクラスメート達も9月になり、学校の寮であるFlatを離れ、Private Flatに移っていくのだ。

そんな自分も、このリーズをあと4日ほどで去ることになる。もう大分長いこといる気がする。

ところでここにきて初めて知ったのだが、このLeedsという町は、イギリスで犯罪率が2番目に高いらしい。日曜日の日本人飲み会に参加していた、9月からLeedsの大学院に進学をする女性が教えてくれた。彼女はこのLeedsに来る前、1年間Londonで暮していたらしい。その住んでいた地域が、相当治安の悪いところであったらしく、頻繁に殴り合いや、血の池を見たらしい。バスも、みんなタダ乗りをしているらしい。でも運転手ももう何も言わないとか。ものを申すと運転手が攻撃をされるらしいのだ。Final Fightの世界だ、これは。ロンドン在住の人間のよるロンドンで一番住みたくない地域アンケートで、見事に第一位に輝いた地域だとか。そんな彼女の情報だから、Leedsの犯罪率の話も間違いはないだろう。

イギリスはこんなんだけど、マドリッドはどうなんだろう。周りの噂だけに基づけば、現在はマドリッドに軍配が上がるだろうか。

2008年8月11日月曜日

部屋にこもる

今日はFlat(寮)から一回しか出なかった。午前中、すさまじい警報がなり、一時住居者がみんな外に出されるトラブルがあった。Flatの誰かがトーストを焦がしたとか何とかで、警報装置が反応をしたらしい。

この警報装置、とにかくうるさい。爆音で絶対に目が覚めるし、うるさ過ぎて部屋の中にいられない。避難をさせるために、敢えてうるさくしているのかもしれない。

さて、騒ぎが治まるまで、日本人クラスメートTさんの部屋にいくことになった。部屋にはTさん、Hさん、自分と日本人が3人。

と、ちょうどそこで北京オリンピックの柔道66kg男子の決勝戦が行われていた。BBCサイトからLiveで中継を観ることができるので、我々は見入ってしまった。

海外で、日本人が集い、一緒にオリンピック競技を応援するなんて、なんてマンガみたいに典型的なシチュエーションだろうか。

しばらく見ていると、いつの間にか内柴選手の金メダルが決まっていた。みんな「あれ?」って感じだった。英語の実況がよくわからず、且つあまり抑揚のないものだったので、気付かなかったのだ。日本のあの大げさな実況が恋しいところである。

さて、その後は10分プレゼンテーションの準備にひたすら時間を使う。自分の会社、仕事経験を
プレゼンするというものだ。

自分は内勤であったため、これまで仕事でプレゼンをしたことが一度もない。おまけに総合商社というものは日本にしかなく、外国人に説明することはとても難しい。さらに、自分の仕事は商社のリスク管理というこれまた特異なものであり、日本人でさえ馴染みがない。

木曜日の本番が相当心配だ。とりあえず、クラスの一部は月曜日にプレゼンをするから、そこで様子を伺うとしよう。

夕飯は、やっぱりパスタだった。というか、自分はパスタ以外に料理ができない。渡航前、やっとのことでパスタの作り方だけ覚えたのだ。でも今日は、Hさんという心強い仲間がいる。しかし、彼も渡航するまで
自分で料理をしたことが一度もなかった。海外でMaster Degreeを取ろうという大の大人が、料理一つ出来ないなんて…とお互い苦笑する。自分はパスタを茹でる担当。絶妙の茹で加減であったと自負している。塩を惜しみなく入れることがポイントらしいので、惜しみなく塩を入れた。Hさんはソースを担当。ベーコンを通常の2倍の大きさのままフライパンに突っ込んだ。自分の大好きなスパゲティ屋「ハシヤ」を見習い、パスタとソースは別々に作るこのこだわり様。かくして、カルボナーラは完成した。

人生初の自作カルボナーラ(自分はパスタを茹でただけ)


きっとイギリスを離れる頃、我々はパスタの達人になっていることだろう。

…吉野家の牛丼が食べたい。