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2009年12月1日火曜日

最終月

いよいよ12月になった。留学生活も今月で終わり、帰国をすることになる。

このところ、日本での仕事生活の夢をまた見始めるようになった。お馴染みのオフィスに、お馴染みの人間が席を連ね、お馴染みの問題が起こり、お馴染みの処理を重ねていく…。この留学生活で成長した部分はたくさんあると信じているが、日本に戻ると留学前とまた同じ生活が待っている。

戻るとすぐに、この留学生活がけし飛んでしまって、毎日に追われ時間だけが過ぎていく、そんな最悪のシナリオだけは何としても避けなければならない。

国によって文化は違うことは事実であり、それを許容する文化としない文化があることは仕方がない。だが自分がやりたいことを主張することは、良いことなのではないかと思う。それを叶えるためには、それ相応の実力が必要だけれども。

仕事とMBA受験の両立は確かに大変だったが、これは自分を奮いたたせる重要な要素だった。自分には目標が必要だ。その意識を持ち、卒業後も戦っていかなければなるまい。

2009年11月13日金曜日

混迷の時代

MBAホルダーの友人が転職会社から、Class of 2009のMBA新卒者が現在直面しているジョブマーケットは、過去30年間で最も厳しいものである、と言われたそうである。

社費派遣で来ている自分はこの実感があまりないのだが、周りの学生を見ているとかなり大変そうである。こうした経済環境の厳しさと、昨今のMBAブームによるMBAの飽和状態も合わせて考えてみると、MBAの投資効果がますます見えにくくなっているなあと思う。


2009年10月30日金曜日

授業のスライド

ビジネススクールでは、授業でパワーポイントスライドが使用されるのが一般的だと思う。このスライドが黒板代わりであり、授業後好きなようにダウンロードが出来る。今更だが、ITの進歩によって、このあたりはとても効率的になっていると思う。

だが、結局パワーポイントは人間が作るものであり、その中身は作る人に依る、というところは変わらない。

見る人のことを考えないスライドが作られることが、なんとまあいまだに多いことか。なぜ最初に全体のマッピングに関する説明がないのだろう。どんな時にこれが使われるか、このトピックはどのトピックと同じ階層にあるものだとか、なぜそういったことに気が遣われていないのだろう。MBA学生くらいの大人になったなら、何でもかんでも要求をするな、ということでは済まされないと思う。教える側が学生に本気で分からせる気があるのなら、せめて知識やフレームワークを教える段階では、そのあたりをきちんと整理したものを用意すべきでだと思う。教える側は教えることのプロフェッショナルなのだから、学生が理解を深めるためなら、最大限の配慮をすべきである。

自分が理解していればみんなも同じやり方で理解するだろう、という考え方がどうも多いような気がする…。この部分はずっと気にしていかなければならない点だろう。

2009年5月6日水曜日

ポーターのファイブフォース

Strategic Managementのテスト勉強していたら、PorterのFive Forceというのが出てきた。Strategyを勉強すれば必ず出てくる概念である。

業界内部には5つのフォースがある。①競合企業との競争、②新規参入の脅威、③代替品の脅威、④買い手の交渉力、⑤売り手の交渉力。これら5つを分析することで、自社の強み、弱み、業界内のポジションを明らかにし、進むべき方向性を明らかにする。

実務経験があれば、こうしたことは自ずと誰もがやっていることなのではないかと思うのだが…。自分が所属していた部署の人間がPorterのFive Forceを元々知っていたのかどうかは知らないが、彼らはみなこうした視点に立って業界の分析をしていた気がする。

現場の事象を体系化したことが、Porterのすごいところなのだろうか…?学問というものは、事象を普遍化すること、とも言えなくもなさそうだから、その意味ではすごいのかもしれない。

2009年4月4日土曜日

ふるさと

演歌を聴いてみた。『望郷じょんから』、『帰ってこいよ』…。英語まみれのケースを読んでいると、ふと聴きたくなるのである。

ケースを読みながら、五木ひろしの『ふるさと』を聴いた。ふと、何かもっと大切なものがあるんじゃないだろうかという気持ちになった。ハーバードのケースを読んでマーケティングのことを考えるよりも、五木ひろしの歌の方が自分の心に強く響くのを感じた。

ケースはLenovoのことが書いてあったのだが、どうでもよくなって床にポイと捨ててしまった。

2009年2月2日月曜日

アンパンマンのマーチ

なんのためにうまれて なにをしていきるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ

なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ
わからないままおわる そんなのはいやだ

あまりに鋭い。

2008年12月4日木曜日

手を抜くことも出来る

会社の先輩で、MBAを既に卒業された方に言われたことがある。
「MBAの勉強は大変だけど、いくらでも手を抜くことが出来る。
全てはどれほど自分を高めたいかということにかかっている。」

全くその通りだと思う。

IE Business Schoolでは、授業の全ての時間をCaseに充てる
わけではないようだ。少なくとも今のところは。
だからCaseを読んでいなくても、何かしらの発言をすることが可能だ。
(もちろんCold Callがあった時は、対応できないだろうけど。)
Case以外でもたくさんのReading assignmentがある。
が、これもたまに授業で内容を問われたりするが、任意で読むものも多い。

こうした状況の中で、自分自身はどういう行動を採るのか、ということ。
タフな状況でも、いかに自分を厳しく戒め、勉強する姿勢を維持できるか。

こちらに来てから、やはり感情の起伏が激しく、
「ああ俺はもうダメだ…」という時もあれば、
「ああ、勉強したくてたまらない!」という時もある。
後者の場合は、分厚い英語のテキストに果敢に挑むことができるし、
挑みたくもなる。

自分がしたい勉強を好きなだけできる環境ほど、素敵なものはない。
こういう風に思うことで、自分を維持できたりしているこの頃である。

2008年11月16日日曜日

韓国の受験戦争

時間割の都合で、土日、月と3連休となった。この3日間ネットワーキングを欠かしてはいけないと思い、土曜日にBar of the weekに参加。今回は嫁さんも一緒。

やはりスパニッシュタイムで、夜12時30分に会場に到着。学校が斡旋する場所なのだが、クラブ(こっちではディスコと呼ぶようだ)である。日本ではあまり行ったことのないクラブなのだが、こちらでは頻繁に足を運ぶことになりそうだ。やはりクラブなので、爆音で音がかかっており、ほとんど声が聞こえない。これではネットワーキングも何も出来ない気がするのだが…。2時くらいになって、満員になり始めた。これくらいにならないと盛り上がらない スパニッシュタイム。結局アップアップになって、4時前に帰ってきた。

そんな過ごし方をしたので、当然起きるのは午後。だるーい感じが抜けないので、ソファに座り新聞をぼーっと眺めている。すると11月14日付のWall Street Journalに韓国の受験事情についての記事を見つけた。

大学受験の日、韓国では国を挙げて受験者をサポートするそうである。

・受験者が受験会場までスムーズに移動できるように、証券取引所や
 多くの企業は始業時間を1時間遅れの朝10時にする、
・受験会場の学校の受験者以外の学生は受験者に配慮し静粛にする。

一番驚いたのは、

・リスニングの時間は、国内便の飛行機は離着陸してはいけない、
 外国から来る飛行機は、上空10,000メートルでの旋回を要求される。

また、中には子供の受験の成功を願い、一晩中子供のためにお祈りを捧げるお寺でのセッションに参加するお母さんもいるらしい。一晩で3000回お辞儀をするらしい…。

IEの韓国人の同期によれば、韓国のMBA受験生は大体がGMATで700以上、数学はほぼ確実に51点をマークしているらしい。彼らの受験にかける思いを考えれば、当然の結果なのかもしれない。

ところで、韓国で最も有名な企業であるサムソンは、カードのマイクロチップを埋め込まれ、従業員の行動は常に監視されているらしい。トイレに何分行っていたかまで把握されるらしいのだ!激しい受験戦争の果てに待っている世界がこれでは、優秀な人材はみんな 海外に流れて行ってしまうでしょうな…。

2008年9月26日金曜日

スペインに来た理由

自分は今スペインに来ているわけだが、
初めからスペインに興味があったわけではない。

スペインに行きたいから今の学校を選んだわけではなく、
行きたい学校がスペインにあったらからスペインに来たのだ。

欧州のビジネススクールを選ぶ際は、もちろんまずは行きたい
学校を選ぶが、その後その学校がある国についても考える必要がある。
スペイン、イギリス、フランス、オランダ、スイス、ドイツ…。

この点はアメリカのビジネススクールとは異なる点だろう。
アメリカの場合も、土地によっては大きく雰囲気が違うのだろうけど。

ということで、特段スペインに強い興味があったわけではないのだが、
そうは言っても毎日とてもスペインを意識している自分がいる。
やっぱり英語の表記が全くないことにものすごく苛立ちを覚えるし、
ホテルや銀行の従業員がまともに英語をしゃべることが出来ないことも
うんざりだし、夜中の3時くらいでも平気で飲んで騒いでいるのもすごくうるさい。
おまけに、BlackberryをUpdateしている途中でPCが止まってしまい、
windowsのセーフモードみたいな状態になってしまって、直し方がわからない。
(スペインのせいではないが、まとめてスペインのせいにしている。)

片や、今自分はスペインの歴史について勉強をしている。
そして、スペインの企業についても調べ始めているし、
スペインサービスの遅さ、いい加減さについても、
もっとこうしたらいいのに、と真剣に考えている。
ナダルが活躍をしていると何故か嬉しい。

あんな子は嫌いよ、というのが実は好きの始まりだった、
みたいな中学高校みたいな恋愛感情に似ているのかもしれない。