2009年5月6日水曜日

ポーターのファイブフォース

Strategic Managementのテスト勉強していたら、PorterのFive Forceというのが出てきた。Strategyを勉強すれば必ず出てくる概念である。

業界内部には5つのフォースがある。①競合企業との競争、②新規参入の脅威、③代替品の脅威、④買い手の交渉力、⑤売り手の交渉力。これら5つを分析することで、自社の強み、弱み、業界内のポジションを明らかにし、進むべき方向性を明らかにする。

実務経験があれば、こうしたことは自ずと誰もがやっていることなのではないかと思うのだが…。自分が所属していた部署の人間がPorterのFive Forceを元々知っていたのかどうかは知らないが、彼らはみなこうした視点に立って業界の分析をしていた気がする。

現場の事象を体系化したことが、Porterのすごいところなのだろうか…?学問というものは、事象を普遍化すること、とも言えなくもなさそうだから、その意味ではすごいのかもしれない。

2 コメント:

麿 さんのコメント...

フレームワークは、物事を考えるとき、網羅すべき点がきちんと押さえられているかどうか、ど素人でも網羅的に分析するのに役立つものよ。
5F、少なくとも我が殿は、常に意識しているように感じますわ。
では・・・。

Magemonosky さんのコメント...

確かに、そういった点では役立ちますね。グループプロジェクトでは議論が錯綜するので、フレームワークに則って展開するとスムーズに運びます。
みんな最初はフレームワークに則る必要はない、なんて言ったりするんですが、結局最後はそこに戻っていったりしますよ。
殿とは、ストリートファイト部の殿のことですか?