電車はウィンダミアに到着した。さ…寒い。8月ド真ん中だが、もうイギリスは寒いのだ。アイスランドも寒かったけど、イギリスも寒い。さて、ウィンダミアは小店が可愛く並んだ小さな街(村?)だった。お土産屋やカフェが並んでいる。観光客がたくさんいる。すぐに繁華街を一周してしまったので、ウィンダミアからちょっと南下したところにあるボウネスまで徒歩で歩いた。この街から街までの間は、リーズの市街地から学校のフラットまでのバス通りを彷彿とさせるものであり、懐かしい思いに浸ることが出来た。
ボウネスは、ウィンダミアよりも活況を呈していた。湖に面していて、観光用ボートが並んでおり、より多くの観光客で賑わっていた。何だか河口湖か山中湖みたいだった。人慣れした白鳥が、餌を求めて観光客に近づき、観光客は面白がってどんどん餌をあげていた。ここにはピーターラビット博物館がある。大部分の客は日本人のようであり、ご丁寧に日本語ツアーまで用意してあった。中は、かなり充実していて、ディズニーのアトラクションのようである。
次の日、夜9時にヨーク行きの電車に乗ることになっていたので、丸一日湖水地方で過ごすことが出来ることになっていた。とはいっても全く何の予定も立てていなかったので、近隣のケズィック、ケンダルを巡ることにした。ケズィックは…特に何もなかった…街の中心をふらふらした後、マクドナルドに行った。特に変わり映えのないマクドナルドだった。ただ小さな街ではあるが、マクドナルドとか一通りの店が揃っているのはさすがイギリスだと思った。
ケンダルは人口も数万人規模ということで、結構大きな街だった。マクドナルドは当然あるが、その他にもパターゴルフがあったり、無数のアウトドア用品のアウトレットショップがあったり…うむむ、街の規模を表現するのが難しい…。
湖水地方に来る前は、大アイスランドのような大自然をイメージしていた。湖水地方は確かに自然満載なのだが、よりコンパクトにまとまった自然、という感じである。自然と街がちょうどよく調和している感じ。湖はボートやヨットを楽しむ、といった金持ち道楽的な要素を満たすための存在であるようだ。やっぱり、富士五湖のようなイメージだった。
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