2008年10月16日木曜日

Preコースのスペイン語授業について

IEのカリキュラムについて書こうと思う。

Class of 2009のカリキュラムには、9月15日から10月10日までの
4週間、スペイン語の授業が組み込まれている。
これは必須ではないが、やはりスペインに暮らす以上必要であると
いうことで、結構多くの学生が受講している。
この授業は、学生のパートナーも出席が可能ということで、
多くの夫婦が出席しているのである。
中には、学生のパートナーの方が優秀で、パートナーの方が
目立ってしまっていることもあった。

クラスはおそらく3クラス。(全てを把握しているわけではないので)
初級コースが2クラス(午前と午後)、上級クラスが1クラス(午後)。
上級クラスはスペイン語を勉強してきた学生、もしくはヨーロッパの学生向け。
ヨーロッパの学生は、母国語とスペイン語が似ているらしく、こちらの
クラスに割り当てられたようだ。

自分は初級コース(午後)。時間は12:30~14:50。
午前と午後の学生の割り振り方は、国籍に基づいている。
自分のクラスは、日本人、韓国人、中国人、インドネシア人、
インド人で構成されていた。 たまにアメリカ人も出席していた。
皆、とても積極的である。
自分は、全くの初級コースということで、全く勉強せずに授業に臨んだのだが、
ほとんどの学生はあらかじめ何らかの勉強をしている。
日本人の同期も、渡航前に日本でプライベートレッスンを受けるなど
してきていた。

完全に遅れをとった。
だが、家探し、睡眠不足などが原因で、自分は積極的に学習に励まなかった。
(全く言い訳にならないのだが。)

ただ、授業のクオリティはとても高かった。
先生は時折冗談を交えながら、学生たちを飽きさせない。
学生たちの名前、そして国籍をすぐに覚え、それを冗談に利用するのである。
また、サバイバルスパニッシュを習得することを目的としているため、
一切の教科書を使わない。先生が必要最低限の文法を教えてくれる。
何より、学生自身がスペイン語を声に出すことを大事にし、授業中には
盛んに学生を指し、発言をさせる。
毎回指される度にドキドキしたものだが、フレーズが自然と頭に入ってくるのだ。
このように授業中に盛んに発言の機会があると、他の学生の習得状況が
わかるので非常に焦る。日に日に皆上達をしていく。
最終日には皆の前で自己紹介のプレゼンテーションをした。
皆本当に上達をしていた。
何より、英語はすでに問題なく、新しい言語を習得しようという
他の学生の積極性、
そして短時間で上達をしてしまう他の学生の能力の高さに衝撃を受けた。

皆、MBAコースで学ぶこと以外に、様々なことを吸収しようと必死だ。
負けられん。

しかしスペイン語は頑張っておけばよかった…日常で本当に苦労する…。

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