2009年5月5日火曜日

第二タームもテスト期間

第二タームも早くもテスト期間。この終始モチベーションの上がることのなかった第二タームのつけを払わなければならない時がやってきた。第一タームとは打って変わって、このタームは怠惰であったことは否めない。クラスでも前タームほどモチベーションが上がっていない様子が伺えるのだが、情けないことに自分もそれを構成する一要素となってしまっている。ただ教室の後ろの方に座っている学生の多くは、もはやほとんどケースを読んでいないらしく、さすがにそれよりはマシだと思うのだが。

Financial Managementは前職に関わる分野だったので、授業の予習や練習問題をほとんど何もしなかったのだが、テストでもある程度はわかった。だが解き方の道筋はわかるものの、関数電卓を持っていないため、普通の電卓でNPVを割り出す作業をしていたら、案の定時間切れになってしまった。割引率を求めるために、1.09の10乗を手動でやると、途中で何回計算したかわからなくなってしまったりした。…馬鹿だなあ。まあ実務ではEXCELを使うからいいでしょ!と自分に言い聞かせる。でも電卓を叩いて計算するというのは理解を深める上で、大切なことだなあと改めて思った。

Economicsは、大学時代の専攻であったため、ほぼ蓄えていた知識だけでテストに臨んだ。この授業、実は半分程欠席していた。パーティシペーションが10%なので、テストで取り返せるとにらんでいた。それに授業で学生がやっていたプレゼンを見て、これくらいなら大丈夫だろうとタカをくくっていたこともある。しかしテスト前に授業のスライドをチェックしたのだが、さすがにボリュームが多すぎて全部は覚えられない。テストの構成が変わっていて、テストの半分は学校のPCルームで受けるのだが、残りの半分は後ほどエッセイを送るというものである。正解はないというので、自分の好きなことをひたすら書いて提出してしまった。

Cost Accountingは全く駄目。どれほど恐ろしい結果が返ってくるか、楽しみな程である。この授業は、教授がしっかりしていて、常にマネージャー、リーダーとしての視点を失わない授業が展開された。また、テストの一部も教科書持ち込み可、つまり知識をきちんと応用させる能力を図るテストであったと思う。つまり、全体としてとてもよい科目だったと思うので、自分としては全く言い訳が出来ない。コース全体を通して全く身が入っていなかった自分自身の怠惰さを素直に認めざるを得ないわけである。この科目自体は相当役に立ちそうだし、知っておかねばならないことだと思うので、どこかでぶつからないといけないんだろうなあ、と今更ながらに思う。

あとはStrategic ManagementとOperational Managementの2つが残っている。

しかし、何事も納得しながらでないと全くモチベーションが上がらない自分自身の性格を何とかしたいものである。このスペインでの生活全体に対し、スペインに来て以来、ポジティブになろう、ポジティブになろうと幾度となく努力をしているつもりではあるのだが、やはりどうしてもひっかかるものがあって前に進めない…。どんな場所でも前向きに考えていくべきだ、という当たり前の話は何度も聞いているし、そうあるべきだとは理屈ではわかっているし、それができたらとっくにやっているのだが…。

何をしたら納得いくのだろう。自分を顧みる時間がたっぷりあることもまた、MBA留学の一つの利点と言われているが。

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