2009年8月7日金曜日

夏休み旅行 ~スイス ジュネーブ~

12日間、スイス、ノルウェー、アイスランドと旅行をするが、その最初の目的地はジュネーブである。

スイスにはずっと前から行きたかった。フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアに囲まれながらも、永世中立国としての立場を維持し、EUにも加盟をせず、金より堅いといわれるスイスフランが通貨の国。おそらく欧州の中でもドイツと争う最も整然とした国だと思っていた。

予想通り、何もかもがきちんとしていて快適であった。スペインに来てからというもの、ラテン文化のいい加減さにうんざりしていたし、そのいい加減さに慣れてきさえしていたので、この整然さにテンションが上がってしまったくらいである。

さてマドリッドからの飛行機は、スイス第二の都市であるジュネーブに到着した。スイスはフランス語が母国語の地域と、ドイツ語が母国語の地域があるが、ジュネーブはフランス語圏最大の都市である。レマン湖の湖畔に位置するこの街は、美しい山々と澄み切ったレマン湖の水ととてもよく調和していた。街の中心は、レマン湖に沿って建物が並んでおり、金融機関やその他有名企業の看板がくっついている。これらの看板も、字だけあるだけで、騒々しいものではない。数々の金融機関をみると、さすがスイスと感じざるを得なかった。一方、街中の小道に入っていくと、小さな可愛い店やカフェが並んでおり、さすがフランス語圏、フランスを彷彿とさせるものである。


街の名物の一つ、巨大噴水。

レマン湖とその湖畔

ジュネーブではトイレ共同のゲストハウスに泊まった。ゲストハウスというのは、学生時代に東南アジアを旅行して以来だったので、その時のものをイメージしていたのだが、実際は思った以上に綺麗だった。スイスのゲストハウスは、チリ一つないほどに綺麗に掃除されている。これには驚いた。また朝食付きだったのだが、これもきちんとしたものが出てきて大満足。

ところで、スイスではレンタカーを使用して、自然を満喫する計画であった。Europecarというレンタカーでは大手を使用することにしたのだが、なんと380kmしか走っていないほぼ新車であった。なかはピッカピカで新車の匂いが立ち込めている。旅行開始早々急激にテンションが上がるとともに、一瞬にしてスイスが好きになってしまった。

相当印象のいいジュネーブだったがあまり長居する時間もなく、次の日の12時頃出発した。

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