入学式を終えた直後から、ハードな毎日が始まった。といってもまだアカデミックな科目の授業が始まったわけではない。
Accelerateプログラムの一環として、LAUNCHというプログラムが今年より実施されており、朝の9時から夜の9~10時までぎっしりと授業やセミナーが組み込まれている。
LAUNCHというのは、
Leadership
Awareness
Understanding
Networking
Communications
Humanities
の頭文字を取ったものであり、これらの各語が示す通り、まずはPersonalレベルでソフトスキルを向上させることが目的となっている。これ以降International MBAコースの中で、Organizational、Globalという
レベルでソフトスキルの向上が図られていくことになるのだ。
このLAUNCHでは、世界各地域の文化を勉強したり、これからのキャリアを考えるべくコンサルティング・ファイナンス・マーケティング等分野ごとのキャリアマネジメントセミナーが催されたり、チームでバスケットボールをしたり、なんとチームでシェイクスピアの演劇をしたりするのだ。
実際にバスケットボールをした。
理論的には当たり前だろそんなこと、ということを実際のチームワークの中では実践することができていないことが浮き彫りになった。(同期が見ているので、詳しい内容は書くことができないが)ここまで来てバスケかよ、と思ったのだが、意外に気付かされることがあったのだ。
どうでもいいのだが、MBAの学生はあまり運動神経が良くなさそうである。少なくとも自分のクラスに集まった学生はそのように見えた。自分も相当運動神経が悪いのだが、他の学生も結構動きが鈍い。南米人や欧州人はサッカーのイメージがあるのですごく運動神経がよいものと思っていたのだが、完全な偏見だった。男性でも中学校の女子バスケみたいな両手シュートをしている人が結構いる。女子はまるで手毬をついているようだ。
国際経験豊富、起業・グローバル企業勤務などのバックグランドを持つ世界中から集まったビジネスエリート達。彼らのバスケットボールの戦略は理論的に正解なのかもしれない。
しかし…体がついていかない!
2 コメント:
体がついていかない戦略は、理論的にも間違いです。
きちんと、自分の体力、企業に置き換えれば、そのリソースをきちんと把握した上での戦略立案と実行が必要かと。
「競合/自己/環境」を把握しなければダメです。
それがあってはじめて、最適な戦略を実行できるものと思います。
単なる球技大会ではなく、奥深いプログラムだと、感心しました。
ちなみに、他の学生は、実行できるプランでなければ、絵に描いたモチに過ぎないものであることに気づいたのでしょうか?
では・・・。
麿さん
さすがです。
実際の企業にあてはめて考えてみるとやはり机上の理論では組織は動かないのと同じですね。
他の学生が、絵に描いたモチに過ぎないものであると気づいたどうかは不明です。
みんな4番バッターですから、一歩引いて全体を見つめてみる、ということをしてこなかったのかもしれません。
これから共に成長していきたいと思います。
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