2008年11月21日金曜日

各国の文化を知る授業

IEには、WASというカテゴリーの授業がある。これは一般教養みたいなもので、各国の文化や、地球温暖化問題等に関する授業が行われるのだ。

経営学の各科目が始まる前に、ここ2週間はLAUNCHプログラムとこのWASで毎日ぎっしり埋まっている。

このWASには、日本の文化を知るための授業、そして中国の文化を知るための授業が組み込まれている。自分のクラスは日本の文化を知る授業が最初に行われた。

「侍」という言葉も出てくれば、「和」も出てくるし、「本音」「建前」の世界であり日本人が実際に何を考えているのかわからないように見えるのはそのためだといった説明、それにオタクやニートの話も出てきた。クラスメートの中からは、「標識に英語があまりなく、海外旅行者にやさしくない。」「リストラをなかなか断行出来ずに決断力がない。」という意見が出ていた。何にしても、世界中の学生が日本に興味を持ってくれていることは何だか嬉しかった。

片や今日、中国の文化についての授業があった。第二次世界大戦後、中国では内戦があった。その後内戦に勝利した中国共産党が 政治を司ったが、文化大革命や天安門事件などがあり、平時であるにも関わらず たくさんの死者が出た、といった解説がなされた。もちろん北京オリンピックの話も出たのだが、メイントピックはこうした歴史についてであった。

それぞれの国について学ぶ、という点では同じであるにも関わらず、随分と中国の時だけ暗い話題が多かった気がする。勿論別々の教授が教えるわけなので、授業内容も違うわけだが、あまりアジアに馴染みのない学生にとっては、学校で学んだことがそのまま印象として残ってしまうのではないかと思う。

0 コメント: