バレンシアを後にした我々は、スペイン第二の都市、バルセロナに向かった。大学の時に卒業旅行で行ったことがあるので、実に5年ぶりである。
さすがにバルセロナはバレンシアと違い大きい。街の至る所に英語の表記があり、外国のブランド店も軒を連ねている。パリやロンドンと似た国際都市である。店の店員も、一部タクシーの運転手も英語をしゃべることができる。自分はミーハーなので、マドリッドのようなスペインスペインした都市よりも、バルセロナのようなインターナショナルな都市が好きであった。
観光名所もたくさんある。サグラダファミリア、グエル公園、グラシア通りのガウディの建築物、
ガウディの建築物
バルセロナ最大規模の市場
地中海に面したバルセロネータ、ランブラス通り…。特に自分がいいなと思ったのは、海である。海辺はとても明るく、真っ青な空であった。そしてさんさんとした太陽。地中海にいつでも入ることができるこの街を羨ましく思った。日本で言えば、横浜みたいなものだろう。
地中海に面したバルセロナの海岸
こうした観光客を意識してか、5年前と比べインフラも随分整っている。地下鉄はとても綺麗であった。マドリッド地下鉄と違い、車両の幅が広い。しかも案内はカタルーニャ語、スペイン語、英語の3つで表記されている。
バルセロナの地下鉄
もちろん食も多彩だ。外国料理屋がたくさんあった。外国人でも入りやすいようなカフェや、行列ができるほどのバルもあった。とはいえ、やはりスペイン料理は相変わらず塩っ辛い。この行列ができるバルでは、最初の2、3品目までは美味しく食べられたのだが、それ以降はちょっときつかった…。
行列ができるバル in バルセロナ
結局バルセロナは楽しかったのだが、いまいちどこの国に自分がいるのかがわからくなる街であった。
マドリッドに着くと、なぜか落ち着いてしまった。不思議と自分の中に、マドリッドが宿っているのではないか??と思った。このスペインスペインした街、マドリッド。
…俺のマドリッド!!
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