2008年9月5日金曜日

レポートとテストの結果が返ってきた。

Pre-MBAもいよいよ残り一日となった。

そんな時期なので、これまで取り組んできた課題のフィードバックが行われる。

まずは、このPre-MBA最大の課題と言われいているライティングプロジェクトだ。結果は75点。指導教員は他の人よりも短い時間でここまでやったのはPretty goodだと言っていた。自分ではPretty goodだったとは思えないのだが。

前回の途中経過報告時、問題に対する解決策が弱いという指摘がこの指導教員からあったのだが、自分は頑なに解決策の変更を拒んだ。指導教員の指摘が実際に有効であるとはどうしても思えなかったからである。当然ここに関して、指導教員は賛成できないと言う。でもいい。

そして、今度はテストの結果が返ってきた。このテストはA~Dまでの4段階で評価される。次々とクラスメートに答案用紙が返却される。クラスメートのTとFは、B+である。A-が最高だと、解説を行っていたディレクターが言っていたので、このB+はかなりハイレベルである。では僕は…??

C!!

なんだとこのヤロー!!!????

自らの結果に激しく憤りを感じた。しかしここで怒っても仕方がないので、自分の何がいけなかったを分析してみる。

一言で言えば、参考文献の使用が不十分である、ということである。イギリスでは(他の国のことは知らない)、教科書に書いてある学術的に認められた理論や定義をまず述べて、それに基づいて自分の意見を述べるらしい。

今回のテストはBudget「予算」についてだった。予算の主な機能について、予算はビジネスに悪影響を与えるという考えにどの程度賛成できるかについて、以上を論じなければならない。ここで自分は、ほとんど自分の考えのみを書いている。でもその内容は教科書には書いていない。これこれこういう理由で予算が必要である、とは書いた。でも、学術的な裏付けがまるでない論文と判断されてしまうわけだ。自分の意見だけを述べたとしても、それはアカデミックの世界ではまるで通じない。まずはこういう人がいて、こういうことを言っていて、その説明に基づけば私の意見は…という一定のフォーマットに従わないといけないということだ。

つべこべ言ってもしょうがない。それに従わなければ評価されないのであれば、従うしかない。学位をとるためにはしなければならないことがある。

ああ、学生なんだな、と強く思った。

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