2008年11月7日金曜日

オリエンテーション二日目

結局昨夜は飲み会が夜中まで続き、家に帰ってきたのは3時30分。
その他の学校のメンバーは、まだ飲み続けていた。

おかげで、次の日に起きることができず、
初めてのグループワークをすることになる授業をいきなりさぼって
しまうことになってしまった!
これは、Case Study workshopといって、IEのメインの教育法である
Case Studyにどのように取り組むかを学ぶためのクラスである。
自分としてはこれは重要だろうと思っていた授業なので、
ものすごい後悔が残ってしまった。
ただ、これから嫌というほどCase Studyをやるわけなので、
その経験を通して、どのように取り組むべきかがわかってくるだろう。

クラスメートにきいたところ、
個人での研究→グループでのディスカッション→クラスでのディスカッション
という3段階を経ることによって、問題をより深く分析し、より説得力
のある解決策を見出していく、ということを狙いとしているとのことだ。

これはおそらくどこのビジネススクールでも当てはまることなのだろうが。

午後は、Action Learningという授業があって、これまたグループで
何らかの作業をして、そこから何がわかって、どんなことを改善すべきか、
ということを学ぶものだった。
今日は2つの課題があった。
一つは、IEの広告を作ること、もう一つは、ストローとセロテープを使って卵を
落としても割れないようにするための装置を作ることであった。

自分のグループは計7名。フランス、イタリア、カナダ、メキシコ、ブラジル、
そしてもう一人は大変失礼なことなのだが、英語で言われてもわからない国の
出身者である。後でそっと調べておかねばならない。
みんな俺が俺がと言わんばかりにマシンガントークが始まる。
中には何を言っているのかわからない発言もあり、割って入るのが大変だ。
結局、グループでの作業はなかなかうまくいかなくて、両方の課題において、
一人で作った方が余程ましであろうという作品が、出来あがった。

これがグループワークの難しさだろう。

この授業で特に教授が強調していたのは、グループワークにおいて重要な
ことの一つは、グループメンバーの言うことにきちんと耳を傾けるという姿勢、
Respectとする姿勢だということだった。なるほど、と思った。
時間のプレッシャーがある中では、このことはとかく忘れがちなことだ。
盲目的になっていた点を、ブスリと刺されたことで目が覚めた思いであった。

ただ自分としては現状、俺が俺がという姿勢を貫くことができない。
というのも、授業でのクラスメートの発言を聴き取ることがとても難しいからだ。
状況がわからない中で、発言をすることは難しい。
ビジネススクールで日本人が陥る典型的な問題に、
やっぱり自分も陥ってしまった。

これを如何に打開するか、ここからが試練の時だ。

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