2008年8月11日月曜日

部屋にこもる

今日はFlat(寮)から一回しか出なかった。午前中、すさまじい警報がなり、一時住居者がみんな外に出されるトラブルがあった。Flatの誰かがトーストを焦がしたとか何とかで、警報装置が反応をしたらしい。

この警報装置、とにかくうるさい。爆音で絶対に目が覚めるし、うるさ過ぎて部屋の中にいられない。避難をさせるために、敢えてうるさくしているのかもしれない。

さて、騒ぎが治まるまで、日本人クラスメートTさんの部屋にいくことになった。部屋にはTさん、Hさん、自分と日本人が3人。

と、ちょうどそこで北京オリンピックの柔道66kg男子の決勝戦が行われていた。BBCサイトからLiveで中継を観ることができるので、我々は見入ってしまった。

海外で、日本人が集い、一緒にオリンピック競技を応援するなんて、なんてマンガみたいに典型的なシチュエーションだろうか。

しばらく見ていると、いつの間にか内柴選手の金メダルが決まっていた。みんな「あれ?」って感じだった。英語の実況がよくわからず、且つあまり抑揚のないものだったので、気付かなかったのだ。日本のあの大げさな実況が恋しいところである。

さて、その後は10分プレゼンテーションの準備にひたすら時間を使う。自分の会社、仕事経験を
プレゼンするというものだ。

自分は内勤であったため、これまで仕事でプレゼンをしたことが一度もない。おまけに総合商社というものは日本にしかなく、外国人に説明することはとても難しい。さらに、自分の仕事は商社のリスク管理というこれまた特異なものであり、日本人でさえ馴染みがない。

木曜日の本番が相当心配だ。とりあえず、クラスの一部は月曜日にプレゼンをするから、そこで様子を伺うとしよう。

夕飯は、やっぱりパスタだった。というか、自分はパスタ以外に料理ができない。渡航前、やっとのことでパスタの作り方だけ覚えたのだ。でも今日は、Hさんという心強い仲間がいる。しかし、彼も渡航するまで
自分で料理をしたことが一度もなかった。海外でMaster Degreeを取ろうという大の大人が、料理一つ出来ないなんて…とお互い苦笑する。自分はパスタを茹でる担当。絶妙の茹で加減であったと自負している。塩を惜しみなく入れることがポイントらしいので、惜しみなく塩を入れた。Hさんはソースを担当。ベーコンを通常の2倍の大きさのままフライパンに突っ込んだ。自分の大好きなスパゲティ屋「ハシヤ」を見習い、パスタとソースは別々に作るこのこだわり様。かくして、カルボナーラは完成した。

人生初の自作カルボナーラ(自分はパスタを茹でただけ)


きっとイギリスを離れる頃、我々はパスタの達人になっていることだろう。

…吉野家の牛丼が食べたい。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

海外1人暮らしの悩みの種は食事ですね。。。私もSocial Eventがある日以外は基本的に自炊してますよ。とは言え、私も日本にいるときは料理などさっぱりしない人間でした。
そんな人にもお勧めなのが、カレーや生姜焼きです。日本食材がある程度手に入るお店があれば結構簡単にできる上、料理下手でも上手に作ることができます。
詳細はWebにレシピがたくさん紹介されているのでご参考に!
炊飯器などが日本から届いていることが前提になりますが。。。

Magemonosky さんのコメント...

k.n.@uncさん

コメントどうもありがとうございます。
生姜焼き食べたいですね…。

こっちにはカレーはありますが、
チキンが異常にまずいです。
だから食べたくなくなってしまいます。

今日は昼休みに台湾人のクラスメートに
中華料理屋に連れて行ってもらいました。
おいしいですね。

アメリカの食事ってどうですか?
イギリスよりはおいしいのでしょうけど。

YU